五十肩。肩じゃなくて腕が痛い!!救世主はマッサージガン

雑談

こんにちは。ガネ子です。

ちょうど1年前の3月頃、ガネ子も発症しました。五十肩。

その頃は右の二の腕にひきつるような痛みが走って、なんだろうと思いながらも、自己判断で放置。思い当たる節があったのです。

コロナ禍、自宅にこもる生活で、ソーシャルゲーム(微課金)を始めて数ヶ月。人をダメにするソファに座って企業の思惑通り人としてダメになり、小さなスマホ画面でゲームをやりすぎたせいだろうって。

反省したガネ子はゲームをほどほどにして、腕を振りながら歩いたり、入浴中マッサージしたり始めたのですが、5月になっても痛い。だんだん腕も180度まで上がらなくなっていきます。ネットで検索すると五十肩というワードが。

五十肩とは、肩関節の運動障害と痛みが現れることです。医学的には”肩関節周囲炎”と呼びます。

五十肩は、50歳代を中心とする40〜60歳代に多くみられ、特別な原因がなく発症するとされています。主な症状は片側の肩のみに痛みや運動障害がなどで、ときに日常生活に支障が生じるほどの強い痛みが現れることがあります。

多くの場合は運動療法や薬物療法などの保存療法によって改善することができます。自然に治ることもありますが、進行すると肩関節の動きが悪くなる肩関節拘縮こうしゅくや凍結肩といわれる状態になることがあります。

五十肩について | メディカルノート (medicalnote.jp)

五十肩と言うくらいだから肩が痛むのだろうと思っていたガネ子。

まさか腕が痛くて五十肩とは。

腱断裂と、五十肩。間違えやすいみたいなので、YouTubeでその違いを検索してみました。

鍵盤断裂

  • 痛む方の手に大丈夫な反対の手を添えて持ち上がる
  • 動かしても痛くない方向がある

五十肩

  • 痛む方の手に大丈夫な反対の手を添えても持ち上がらない
  • あらゆる方向に動かしても固い

ガネ子は左手で右手を持ち上げようとしても途中までしか上がりません。上にも上がらない後ろにも回せない横にも開けません。

年齢的にもアラフィフ。

これはやはり五十肩。自己診断して、ネットで治し方を色々検索し、マッサージやストレッチ、運動を実行したのですが、2ヶ月経っても痛みは続き、服を着替えたり、腕を上げて食器棚から食器を取り出すのも苦痛になり、なかなか良くならないので病院を探して行くことにしました。

病院選びでガネ子が注意したのが、理学療法士の方がいて、リハビリがあるかどうか。湿布を出して終わりという病院で高いレントゲン代や初診料を払いたくないですよね。

レントゲンを撮り医師の1分診察で予想通り肩関節周囲炎(通称五十肩)と診断がおりました。注射も何もせず帰されそうになりましたが、痛みで眠れない、目が覚める。服の着替えも難しいと困っていることをアピールし、リハビリを受けることができました。

リハビリの時間は40分。保険適用で1,330円。理学療法士の人が、施術前にホットパックを当てて10分温めた肩周りや腕をマッサージしてほぐしていきながら固まった腕の可動域を少しずつ広げていってくれます。

その時にガネ子は「力抜いて」とよく言われました。施術は痛くないのですが無意識だと防御するためか、力が入ってしまっていて、意識して力を抜くという繰り返し。

マッサージは痛気持ちよく、ずっとやってもらいたいくらいでしたが、他にも患者さんが多勢待っておられるのできっちり40分で終わります。

リハビリの前に何度まで腕が上がるか分度器で測り、リハビリ後も同じように測ります。大抵リハビリを受けた後は10度ほど上に上がるように改善するのですが、次に来たときには、元に戻ってしまいます。ですから、家でのマッサージや運動は必須です。

その時に役にたったのがこちらのマッサージガン。担当の若い女性の理学療法士の方とのおしゃべりで、初めて知った健康アイテムです。いつもは家電量販店で実物を見て、ネットで安く買うというスタイルのガネ子ですが、お店で使ってみて、あまりの気持ち良さに、配達にかかる1日も待てず、即お持ち帰りしました。

脇の下や背中側の腕の付け根などにあててマッサージするとよだれがおちそうになるくらい気持ち良いのです。痛むのは腕ですが、マッサージは肩周辺が特に気持ちよく、やはり五十肩と言うだけあって原発は肩なんだと納得のガネ子。

重さは220グラム。左手で持って患部の右にずっとあてていても軽くて左手も疲れません。

患部を温めたり冷やしたりしながらマッサージをする性能と値段がこれより上のものもありましたが、大きくて少し重く、ガネ子は少し迷ってこちらを購入しました。

迷いましたが結果こちらを選んでよかったです。毎日使うのでやはり軽さは重要です。

さてガネ子のリハビリ。順調に進んだかというと実はそうではないんですね。リハビリに通っているものの拘縮が進み、リハビリ開始の1ヶ月後は悪化していました。120度まで上がっていた腕が110度までしかあがらなくなり、週1回のリハビリも2回になりました。

リハビリは、保険適用できる期間が決まっています。診断を受けた日もしくは手術を受けた日から150日間です。ガネ子はだんだん心配になってきました。このまま改善せずリハビリが終わってしまったら……

サイレントマニピュレーションという方法もあるたいだけど、ガネ子が通っている整形外科医師はできないみたいで、違う病院に通わなくてならず、サイレントマニピュレーションをしてもその後のリハビリをうまくしなければ今より悪くなる可能性もあるようです。

痛いことは避けたい…

そうこう悩んでいるうちに、秋の風が吹き、リハビリの保険適用期間も終わりに近づいてきた9月頃には、徐々に腕があがるようになってきました。

五十肩の手術のこととかネットで検索して不安がり、取り越し苦労でした。

五十肩の症状は、五十肩の進行に応じて急性期(約2週間)、慢性期(約6ヶ月)、回復期(約6ヶ月)の症状に分かれるようです。

急性期の症状

五十肩が発症してから約2週間までを急性期といいます。急性期では、運動時だけでなく、安静時や夜間でも肩に痛みが現れます。このとき、肩の痛みを気にしてあまり動かさないようにすると、肩の動く範囲が徐々に狭くなる原因になります。

慢性期の症状

急性期を経て慢性期には、肩の痛みは徐々に軽減します。しかし、この時期はまだ肩の動く範囲が狭いままで、この状態は約6か月続くといいます。

回復期の症状

慢性期が約半年ほど経過すると、回復期に入ります。回復期に入ると、関節の痛みや動きが徐々に軽快していきます。

自然治癒の場合、この3つの段階を経て回復するまでには、通常約1年前後かかるといわれています。しかし、半数の患者は、痛みや可動範囲が制限されることが平均して7年も続くといった報告もあります。

五十肩について | メディカルノート (medicalnote.jp)

ガネ子の場合、右も左も急性期と慢性期の区別があいまいですが、1年たった今では、耳の横にピタッと腕をつける所まで持ち上がります。(二の腕の力こぶ付近に多少違和感が残っています。)

そうしてやれやれ治ったと安堵するのも束の間、今度は左二の腕にピキーンと見覚えのある痛みが走り抜け───

右肩の次は、左肩です。

ですが違うのは2度目の経験なので、ガネ子の心には大分余裕があります。

痛み発症が11月、しばらくおとなしくして、これ以上痛みはひどくならないなと感じられた頃から、運動とマッサージガンを始めました。ジムのマシーンで胸や背中の筋肉も無理のないウエイトで鍛えることも続けています。

2度目は右肩ほど痛みも拘縮も酷くないためリハビリには通っていません。

歩きながら腕を上げて回したり、腰の後ろに回して歩く振動で刺激を加えたりしていると発症から4ヶ月後の3月には130度ほど腕があがるようになりました。ガネ子の五十肩は腕を上に上げる運動よりも後ろに手を回す運動をやった方が、全体の回復を早めている感じがします。

4月現在はそろそろ回復期に入っているようです。以前のように耳に腕がつくようになるまであと半年はかかるでしょうが、回復の見通しが分かるので、無理せず運動とマッサージを続けて行こうと思います。

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